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Products/7IMUduino のバックアップ差分

2016-06-28 (火) 10:50:03 の1つ前との差分(バックアップNo.21と22の差分)

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 * 7IMUduino
-7IMUduino (ないむどぅいーの)は、WiFi対応の慣性計測装置(IMU)です。ポピュラーなWiFiマイコンESP8266EXを採用し、Arduinoで自由な開発が可能です。3軸ジャイロ+3軸加速度+気圧センサーから計算できる高度を合わせて7自由度(7DoF)を持ちます。7DoF + IMU + Arduino = 7IMUduinoという安直な命名です。
+7IMUduino (ないむどぅいーの)は、WiFi対応の慣性計測装置(IMU)です。ポピュラーなWiFiマイコンESP8266EXを採用し、Arduinoで自由な開発が可能です。3軸ジャイロ+3軸加速度+高度(温度,湿度,気圧センサーより計算)の7自由度(7DoF)を持ちます。7DoF + IMU + Arduino = 7IMUduinoという安直な命名です。
 
 
 【ご注意】本製品はエンジニア向けの実験的な製品です。扱いには相当の工学的知識・電気的知識を要します。本製品を使用して生じた損害については免責とさせていただきます。
 
 ** 仕様
 
 -超コンパクト(28mm X 43mm)
 -WiFiマイコン搭載(ESP8266EX,技適対応)
 -3軸加速度, 3軸ジャイロセンサー搭載(Invensense MPU-6050)
 -気温, 湿度, 気圧センサー搭載(Bocsh BME280)
 -フルカラーLED搭載(Worldsemi WS2812B)
 -リチウムポリマー電池対応(1セル,3.7V,400mAh)
 
 ** このボードの特徴
+
+*** 実績のあるIMUチップMPU-6050
+Arduinoの世界ではIMUチップとして実績のあるInvenSense社製MPU-6050を採用しました。これにはDMP(Digital Motion Processor)と呼ばれるプロセッサが搭載されていて、複素座標系であるクォータニオンが、そのまま計算されて出てきます。クォータニオンはDirectX, Processing, MATLABなど画像処理ライブラリに必ずといって良いほどサポートがあり、3D CGによるビジュアライゼーションや、ドローンなどの慣性飛行体の挙動解析などに威力を発揮します。 
+
+もちろん、従来からのオイラー角や、単純な3軸加速度も取得することができますので、iPhoneアプリのように本体を傾けると画面内も回転する、といった単純な用途にもすぐ使えます。
 
 *** フルカラーLED搭載
-電子工作の世界ではポピュラーな、マイコン内蔵フルカラーLED WS2812Bを搭載しています。大変便利なLEDですがセンシティブな挙動をすることでも有名です。
+Arduinoの世界ではポピュラーな、マイコン内蔵フルカラーLED WS2812Bを搭載しています。大変便利なLEDですがセンシティブな挙動をすることでも有名です。
 
 7IMUduinoでは、レベル変換回路と無電圧降下ゲート回路により、USB電源でもリチウムポリマー充電池でも安定した発光を可能としました。
 
 *** 5V範囲ADC
 ESP8266EXはTOUTと呼ばれるADCが1ch搭載されていますが、0~1VのADCはとても使いにくいので分圧回路を経由して5V範囲でも使えるようにしました。ADCはJP3のPin8に配置しました。従来のTOUTもJP1のPin5に配置されていますので配線は可能です。
 
 *** リチウムポリマー充電池対応
 リチウムポリマー充電池に対応しています。例えばスイッチサイエンスのリチウムイオンポリマー電池400mAh(https://www.switch-science.com/catalog/821/)など。JST PH 2ピンで1番ピン側がプラス(+)のものが対象です。
 
 リチウムポリマー充電池の扱いには、相応の電気的知識を必要とします。簡単に爆発・炎上します。一流メーカーのノートパソコンでも、果てはジャンボジェットでも爆発・炎上している部品ですから本当に取扱いには注意してください。
 さらに都合の悪いことに、同じJST PH 2ピンコネクタにも関わらず*市場に流通している電池の中にはプラスマイナス逆のものが存在します!!* ボードの半田付け時にコネクタの向きを良く考慮してください。
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+*** 有機ELディスプレイが搭載可能
+市場に良く出回っている0.96インチ,128x64ピクセル,i2cバスの有機ELディスプレイモジュールが子亀のように搭載できるためのピンソケットを用意しました。基板外形は27.3mm X 27.8mmのモジュールを想定していますが、模造品が大量に出回っており、特に穴位置が定まらないので、楕円ネジ穴を設ける工夫をしました。